VRCQuestToolsとは?Quest単体のVRChat体験が変わる神ツール
「PCのフレンドと同じワールドに入れない」「PCのみんなが見ているアバターが自分だけ見えない」…そんな悔しい思いを、多くのQuestユーザー感じています。Questユーザーから自分のアバターを手軽にはっきり見えるようにするためには、どうすればよいでしょうか?そんな時に便利なのが、VRCQuestToolsです。
https://booth.pm/ja/items/2436054
VRCQuestToolsは、Quest単体でVRChatを遊ぶ際の様々な制限を緩和し、Quest対応を簡単にしてくれる非公式の便利ツールです。選択したアバターに以下の操作を自動的に行い、Android 用にアップロードできるように変換をし、コピーを作成することで元のアバターに変更を加えない、既存のプロジェクトでそのまま使用することが最大の特徴です。
この記事では、VRCQuestToolsで何ができるのか、安全性やリスク、そして初心者でも迷わない導入手順まで、僕の経験を交えながら世界一わかりやすく解説していきますね。
Questユーザーとの「見えない壁」に悩んでいませんか?僕も同じでした

初心者交流会など「みんなでQuest対応前提のイベントに行こう!」って盛り上がっているのに、自分だけQuest非対応で参加できなかったことありませんか?改変初心者の僕にはありました。
かわいい獣耳の女の子のアバターをばっちり改変できた!!「肌色のきれいな猫耳のアバターが見えますか?」といいながら

Questユーザーからは、「え・・・・油てっかてかの全裸のバターやん」

と自分がせっかく頑張った改変などを見てもらえないことって、かなりつらいですよね。
逆に、僕もVRChatを始めた頃はQuest 2ユーザーだったので、PCVRのフレンドやQuest対応アバターを多数持っているユーザーとの間に「見えない壁」があるような、「なんとかして励まさないと・・」という技術的に見えないのに、なんとも言えない疎外感を何度も味わいました。QuestやPICOなどのユーザーも感じていると思います。
PCがあれば解決するのは分かっているけど、すぐには用意できない…。
そんな葛藤を抱えているあなたの気持ち、痛いほどよく分かります。
VRCQuestToolsは、そんな両者の悔しい思いを解決し、VRChatの世界を何倍も楽しくしてくれる、強力な味方になってくれるかもしれません。
VRCQuestToolsでできるようになること【体験格差を埋める】
結論から言うと、VRCQuestToolsを導入することで、Questユーザーからの反応が劇的によくなります。
まず、Quest対応なので、Questユーザーに見えます。自分はほぼデフォルトですが、ほかのユーザーからもこのように写真撮影しているかわいいアバター姿が見えるようになります
これは、Quest用に使えるようにするためです。このほかにも、以下のようなメリットが。
- Quest非対応アバターの表示:
本来Questでは見ることができない、PCVR専用の高クオリティなアバターを強制的に表示させることが期待できます。 - パフォーマンスの最適化:
アバターやワールドの読み込みを最適化し、フレームレートの低下(カクつき)を軽減する効果が見込めます。 - アバター制作の効率化:
クリエイターにとっては、Quest対応アバターのビルド(変換作業)やテストアップロードにかかる時間を大幅に短縮できる機能も魅力です。
もちろん、PCVRの時のアバターと全く同じになるわけではありません。
しかし、これまで感じていた体験格差を大きく埋め、フレンドとのコミュニケーションをより円滑にしてくれることは間違いないでしょう。
【最重要】BANのリスクは?導入前に知るべき3つの心構え
VRCQuestToolsは非常に便利なツールですが、導入する前に必ず理解しておかなければならないことがあります。それは、このツールがVRChat公式のものではなく、有志によって開発された「非公式ツール」であるという点です。そのため、利用にはリスクが伴います。
安心して使うためにも、以下の心構えを必ず覚えておいてください。
- 1. 利用はすべて「自己責任」:
VRCQuestToolsを使って問題(表情が変、透過テクスチャを使ったところが変、データの破損など)が起きても、VRChat運営やツールの開発者は一切責任を負ってくれません。
「じゃあ、やっぱり使うのは危ないの?」と不安になるかもしれませんね。しかし、現時点では「VRCQuestToolsを使っただけで変な風になった」という事例は、僕の知る限りでは報告されていません。むしろ、使ってもっとQuest対応しろと言われるくらいです。
逆に通常機能として備わっているインポスター表示で、衣服の設定を間違って全裸に見えてしまってBANされたなんてことは結構きいたことがあります。これらのリスクを考えると、得られるメリットの方が大きいと判断して利用しているのが実情です。
この記事で解説する手順や注意点を守り、賢くツールと付き合っていくことが何より大切になります。
【解説】VRCQuestToolsの導入4ステップ|初心者でも安心
ここからは、いよいよVRCQuestToolsの具体的な導入手順を解説していきます。
「PC操作はあまり得意じゃない…」という方でも大丈夫。
僕も最初はたくさんつまずきましたが、その経験を活かして、誰でも迷わず進められるようにスクリーンショット付きで丁寧に説明しますね。
一緒に一歩ずつ進めていきましょう!
ステップ1:必要なものを準備する(PC環境と各種ソフト)
まず、VRCQuestToolsを導入するには、Meta Quest本体の他にPCが必要です。
VRChatをPCでプレイできるほどの高性能なゲーミングPCは必要ありませんが、以下の準備をお願いします。
- PC:
Windows 10または11が動作する一般的なノートPCやデスクトップPCで問題ないことが多いです。 - USBケーブル:
QuestとPCを接続するためのUSB Type-Cケーブルを用意してください。Questに付属していたものでも大丈夫です。 - Unity Hubと対応するUnityバージョン:
VRChatが推奨する特定のバージョンのUnityをインストールする必要があります。Unity Hubという管理ソフトを使うとバージョン管理が楽になるのでおすすめです。 - VRChat Creator Companion (VCC):
現在のアバターやワールド管理の主流となっている公式ツールです。最新のプロジェクトはVCCで管理されていることが多いため、こちらも導入しておきましょう。
導入の仕方は、下記ページで紹介しています
これらの準備は少し手間に感じるかもしれませんが、一度環境を整えてしまえば、今後のアバター改変などにも役立つ知識なので、この機会にぜひ挑戦してみてください。
ステップ2:公式GitHubから最新版をダウンロードする
準備が整ったら、VRCQuestTools本体をダウンロードします。必ず開発者が公開している公式の配布ページから入手するようにしましょう。VRCQuestToolsは、下記ページにアクセスし、「VCCに追加」で対応できます。
https://kurotu.github.io/VRCQuestTools/ja

(別手段)DLしたUnityプロジェクトにVRCQuestToolsを導入する
上記サイトにアクセスして、VCCに追加が推奨ですが、DLする方法も記載します。VCCで追加済みの人は対応不要です。
https://booth.pm/ja/items/2436054よりダウンロードしたzipファイルを解凍し
いよいよUnityに導入していきます。
ここが一番つまずきやすいポイントかもしれませんが、落ち着いてやれば大丈夫ですよ。
手順としては、VRChat Creator Companion(VCC)を使って管理しているプロジェクトに、VRCQuestToolsを追加する形になります。
- VCCを開き、対象のUnityプロジェクトを選択します。
- プロジェクトの管理画面にある「Manage Project」などの項目から、コミュニティ製ツールを追加する画面を開きます。
- 「Add」や「+」ボタンを押し、先ほどダウンロード・解凍したVRCQuestToolsのフォルダを選択して追加します。

この方法がうまくいかない場合や、VCCを使っていない古いプロジェクトの場合は、Unityエディタを直接開いて、ダウンロードしたファイルをインポートする方法もあります。自分の環境に合わせて、最適な方法を選んでくださいね。
ステップ3:VRChatに適用して設定を確認する
Unityエディタの上部に「VRCQuestTools」という新しいメニューが追加されているはずです。
それをクリックすると、専用のウィンドウが開きます。

ウィンドウ内にある「Convert Avatar for Android」を押すと、自動的に処理が始まります。


Android用にアバターを変換する方法
Android向けにアバターを変換するプロセスはシンプルですが、いくつかのステップを順を追って実行する必要があります。以下に、必要な手順を整理しましたので、参考にして進めてください。
1. アバターをシーン内で選択する
まず、Unityのシーン内で変換したいアバターをヒエラルキーから選びます。選択したアバターを右クリックしてください。

2. VRCQuestToolsから「Convert Avatar For Android」を選択
右クリックメニューが開いたら、次に「VRCQuestTools > Convert Avatar For Android」を選択します。このオプションを選ぶと、アバターをAndroid対応に変換するための設定ウィンドウが表示されます。

3. 変換の設定を行い、「変換」ボタンをクリック
表示されたウィンドウで、変換設定を始めるための「変換ボタン」をクリックします。変換が始まると、アバターがAndroid対応に変換されます。
ヒント
Modular AvatarやNDMF対応の非破壊ツールを使用している場合、VRCQuestToolsを利用したアバターの変換は非破壊的に行うことができます。非破壊的な変換方法に関しては、「チュートリアル: 非破壊的な変換」を確認してみてください。

4. 変換が完了するまで待機
変換が始まると、処理が完了するまで少し待つ必要があります。待機中は他の作業をしても構いません。
5. Build SettingsでAndroidを選択
変換が完了したら、次にUnityのメニューバーから「File > Build Settings」を選択します。このウィンドウが開いたら、「Android」を選択し、「Switch Platform」ボタンをクリックして、ターゲットプラットフォームをAndroidに切り替えます。

注記
もし「Switch Platform」ができない場合は、Android Build Supportがインストールされていない可能性があります。インストール方法については、「チュートリアル: 環境の準備」を参照して、必要な環境を整えましょう。
6. 再インポートを待つ
Androidへの切り替えが完了すると、Unityが再インポートを始めます。最初は非常に時間がかかる場合がありますので、再インポートが終わるまで待ちましょう。
7. 変換後のアバターをアップロード

再インポートが完了したら、Android用に変換されたアバターをVRChatにアップロードします。アップロードが完了すれば、変換後のアバターは問題なく使用できるようになります。
8. 変換前のアバターの確認
変換後、元のアバターはシーン内で非アクティブになります。ただし、Inspectorでそのアバターをアクティブに戻すことが可能です。必要に応じて、元のアバターを再びアクティブにして調整できます。
注意点
- 最適化について
VRCQuestToolsでは、アバターのパフォーマンスランクの最適化は行いません。そのため、変換後のアバターはAndroid基準で「Very Poor」になることが多いです。これに関しては、別途最適化作業が必要になる場合があります。 - フォールバックアバターとインポスター
もし見る側が「Avatar Display」設定で「Show Avatar」を行わない限り、変換後のアバターは自動的にフォールバックアバターやインポスターに置き換えられますので、パフォーマンスの問題は発生しません。

Questを起動してVRChatに入り、これまで見えなかったアバターが見えるようになっていたり、動作が軽くなっていたりすれば、導入は無事に完了となります。
本当にお疲れ様でした!
もう悩まない!VRCQuestToolsの便利機能3選【目的別】
VRCQuestToolsにはたくさんの機能がありますが、すべてを一度に使いこなすのは大変です。
ここでは、あなたの目的に合わせて「これだけは押さえておきたい!」という特に便利な機能を3つに絞って紹介します。
きっと、あなたのVRChatライフを豊かにしてくれる機能が見つかるはずですよ。
「自分だけ見えない…」を解決!アバター表示制限の緩和機能
「フレンドの新しいアバターが、自分だけロボットの姿(フォールバックアバター)に見えて悲しい…」そんな経験、ありますよね。
これは、Questの性能では表示できないほどデータが重いアバターを、自動的に簡易な表示に置き換えるVRChatの仕組みによるものです。
VRCQuestToolsの最も代表的な機能が、このアバター表示制限を緩和する機能です。
この機能を有効にすると、本来はPCVRでしか表示できない「VeryPoor」評価の重いアバターでも、Quest単体で表示できるようになる可能性があります。
もちろん、アバターの作りによっては表示が崩れたり、パフォーマンスが極端に落ちたりすることもあります。
それでも、「フレンドと同じ姿を見たい」という願いを叶えてくれる、非常に強力な機能と言えるでしょう。
作業時間を大幅短縮!アバター制作者向け最適化・アップロード機能
もしあなたがアバターを自作するクリエイターなら、VRCQuestToolsはまさに「神ツール」となるかもしれません。
通常、PC向けに作ったアバターをQuestに対応させるには、ポリゴン数を減らしたり、マテリアル(質感設定)を統合したりと、非常に手間のかかる「最適化」作業が必要です。
僕のフレンドのクリエイターも、この作業に毎回何時間もかけていると嘆いていました。
VRCQuestToolsには、この最適化作業の多くを自動化してくれる機能が搭載されています。
ボタン一つでQuest対応の基準までアバターを軽量化してくれたり、PC版とQuest版のアップロードをスムーズに切り替えたりできるのです。
これまで単純作業に費やしていた時間を、新しいアバターのデザインやギミック制作といった、もっと創造的な活動に使えるようになります。
まさに「時間を買う」という言葉がぴったりの機能ですね。
VRChatがもっと楽しくなる!知っていると便利な追加機能
VRCQuestToolsの魅力は、体験格差の解消や作業効率化だけではありません。
かゆいところに手が届く、VRChatライフを地味に、しかし確実に豊かにしてくれる追加機能もたくさんあります。
例えば、以下のような機能があります。
- ローカルでのアバターテスト改善:
通常、Quest対応アバターをテストするには一度アップロードが必要ですが、ツールを使うことでPCに接続したQuestで直接、素早く確認できるようになります。 - 解像度の変更:
Questの表示解像度を調整し、パフォーマンスと画質のバランスを自分好みに設定できます。 - その他便利な設定:
細かい設定を変更することで、より快適なVRChat環境を構築することが可能です。
これらの機能は、VRChatを始めたばかりの頃はあまり気にしないかもしれません。
しかし、VRChatに慣れてきて「もっとこうだったらいいのに」と感じ始めた時、きっとあなたの力になってくれるはずです。
VRCQuestToolsを安全に使い続けるためのヒント
VRCQuestToolsは非常に強力なツールですが、非公式ツールである以上、長く安全に使い続けるためにはいくつかのコツがあります。一度導入して終わりではなく、日頃から少しだけ気を配ることで、予期せぬトラブルを避け、快適なVRChatライフを維持できますよ。
ここでは僕が実践している3つのヒントをお伝えします。
VRChatアップデート時の注意点と対処法
最も注意すべきなのが、VRChat本体が大型アップデートされた時、特にUnityがアップデートされたときです。
アップデートによってVRChatのUnityの対応が変わると、それまで使えていたVRCQuestToolsが急に動作しなくなったり、予期せぬ不具合を引き起こしたりすることがあります。
基本的には、VRChatのアップデート(特にUnity)後は、VRCQuestToolsもアップデートに対応するまで待つのが安全です。
開発者のX(旧Twitter)やGitHubをチェックして、対応版がリリースされたのを確認してから、ツールもアップデートするようにしましょう。
もし先にVRChatをアップデートしてしまい不具合が出た場合は、一度VRChatアプリをアンインストールし、再インストールしてクリーンな状態に戻してから、対応版のVRCQuestToolsを入れ直すのが確実な対処法となります。
ツールの設定をリセット・アンインストールする方法
「ツールの設定を色々いじっていたら、何だか動作がおかしくなってしまった…」そんな時は、一度設定をリセットしてみましょう。
VRCQuestToolsの管理画面には、設定を初期状態に戻すオプションが用意されていることが多いです。
まずはそれを試してみてください。
それでも改善しない場合や、ツール自体を使いたくなくなった場合は、クリーンにアンインストールすることが重要です。
導入時と同じようにVCCやUnityエディタからツールを削除し、さらにVRChatアプリ自体もQuest本体からアンインストール後、再インストールすることをおすすめします。
中途半端にファイルが残っていると、それが原因で新たな不具合を生む可能性もあるからです。
開発者の情報をチェックして最新の状況を把握しよう
VRCQuestToolsのような非公式ツールと上手く付き合っていく上で、一番大切なのは「情報を自分で集める習慣」かもしれません。
ツールの開発者は、多くの場合X(旧Twitter)やGitHub、Discordなどで最新情報やアップデート状況、既知の不具合などを発信してくれています。
これらの公式情報を定期的にチェックする癖をつけることで、「アップデートでツールが使えなくなった!」といったトラブルを未然に防ぐことができます。
また、開発者に感謝の気持ちを伝えたり、不具合を報告したりすることも、コミュニティ全体にとってプラスになります。
ツールは誰かが善意で作ってくれているものだということを忘れずに、敬意をもって利用することが大切ですね。
【FAQ】VRCQuestToolsに関するよくある質問と解決策
最後に、VRCQuestToolsに関して多くの人が抱く疑問や、つまずきがちなポイントについて、Q&A形式でお答えしていきます。
ここに書いてあることを知っておくだけで、多くのトラブルは解決できるはずですよ。
VRCQuestToolsがうまく動かない・エラーが出るときの確認点
「手順通りにやったはずなのに、なぜか動かない!」これは本当によくあるケースです。僕も何度も経験しました(笑)。
そんな時は、焦らずに以下の点を確認してみてください。
- 各種バージョンは最新かつ対応しているか?:
VRChat、Unity、VCC、VRCQuestToolsのバージョンが、それぞれお互いに対応しているか確認しましょう。特にUnityのバージョンはVRChatの指定通りでないとエラーの原因になります。 - 導入手順は間違っていないか?:
もう一度、この記事の導入手順や開発者の説明を読み返し、見落としている箇所がないかチェックしてみてください。意外と簡単なミスが原因だったりします。 - PCやQuestを再起動してみる:
古典的な方法ですが、再起動するだけで直ることも少なくありません。困ったらまず試してみる価値はあります。 - 開発者のGitHub等で同じ問題が報告されていないか?:
GitHubの「Issues」ページやDiscordサーバーでは、他のユーザーからの不具合報告が上がっていることがあります。自分と同じ問題が見つかれば、解決策も載っているかもしれません。
これらの点を確認しても解決しない場合は、VRChatアプリと関連ツールを一度すべてアンインストールし、まっさらな状態からもう一度やり直してみるのが最終手段です。
VRChatのイベントや集会で使っても大丈夫?
これは判断が難しい問題ですね。結論から言うと、「いきなり知らない人がおおい集会やイベントで避けた方が無難」というのが僕の考えです。一回鏡などで透けていないか?変になっていないか確認するのがベターでしょう。
VRChat公式が主催・関与するイベントでの使用は、万が一のリスクを考えると推奨できません。
また、公式イベントでは、多くの人が快適に参加できるよう、パフォーマンスに配慮することがマナーとされています。
VRCQuestToolsで重いアバターを無理やり表示させることは、周囲の人の迷惑になる可能性も考慮すべきでしょう。
普段、気の置けないフレンドと遊ぶ時に限定して使うのが、賢明な判断だと思います。
もっと便利な機能や代替ツールはある?
VRCQuestToolsは非常に有名で高機能なツールですが、VRChatの世界には、他にも様々な有志によって開発された便利なツールが存在します。元のアバター構造に手を加えず、アップロード時に軽量化するAvatar Optimizerなどは軽量化ツールとして有名です。
例えば、アバターの着せ替えを簡単にするツールや、パフォーマンスを細かくチェックするツールなど、目的によって色々な選択肢があります。ただし、複数の非公式ツールを同時に導入すると、ツール同士が干渉して不具合を起こす「競合」という問題が発生しやすくなります。
特に初心者のうちは、あれもこれもと欲張らず、まずはVRCQuestToolsのような一つの有名なツールを使いこなすことから始めるのがおすすめです。
VRChatに慣れてきて、他にやりたいことが明確になった時に、改めて別のツールを探してみるのが良いでしょう。
Android 用にアップロードできるように変換するところ
以下公式より
・アバターとマテリアルの複製
・シェーダーを VRChat/Mobile/Toon Lit に変更
・元々のマテリアルのパラメータを反映したテクスチャの生成
・DynamicBone や Cloth などの使用不可コンポーネントの削除
・マテリアル変更アニメーションがある場合に Animator Controller とアニメーションを複製・変換